大阪府大阪市のお料理好きの奥様と食べ道楽なご主人の夢をかなえたキッチン。
120平米のマンションにお住まいでしたがお子様たちも独立し、
「小さくても居心地の良い部屋に、」と言うリフォームです。
使っておられたキッチンは、広くて収納たっぷりの台所でした。
ご主人様が、「夕食には10品以上」ないとご不満な方で、
また、奥様はそれに答えるように手間隙をかけて
たくさんの調味料を使うお料理上手な方です。
お部屋を小さくするということは、キッチンのスペースも小さくなるので
プランニングにはとても時間がかかりました。
持っておられる「うつわ」「調味料」が、半端な量ではなかったのです。
また、自家製の「梅干」や「らっきょ」などのビンも多くありました。
キッチンに与えられたスペースは、「2700×2400」です。
長さは以前の半分程度。大型の特注食器棚もなくなります。
食器の数と大きさ、調味料ビンの高さ等々検討しながら引き出しや
オープンキャビネットの高さを決めていきました。
「IHヒーター」にするか、今まで通りの「ガス」にするか、
それにも時間をかけてお料理教室にも参加されました。
最後には、「ぱっと見えて、さっと出せる」ように吊戸棚の扉もなくなりました。
扉のデザインにはこだわり無く、「お手入れしやすい物」で
ホワイトメラミンに決定しました。
後日訪問時、打ち合わせ通りにギッシリ詰まった「小鉢」を見て感激しました!
「キッチンは小さくなったけど、その分無駄がなくなった!」と
とても喜んでいただきました。
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