正方形や長方形のアイランドとは異なる5角形のアイランドキッチン。
シンクで作業する時、調理機器を使って作業している時、
ダイニングテーブルを使って作業している時、
様々なシーンで使い方を分ける事が可能なオーダーキッチンのご提案です。
東京ビッグサイトで2008.11.19~22日に開催された
『インテリアフェスティバル2008』
全国のインテリアや建築のプロを対象に
企業やプロが建築・インテリアを提案する年1回の大規模なイベントです。
その中で、次年のインテリアトレンドを提案する『インテリアトレンド2009』に
全国のインテリアコーディネーター(IC)、
キッチンスペシャリスト(KS)の中より選出され
提案させていただいたオーダーキッチンです。
5角形のアイランドキッチンに
可動式のオーダーダイニングテーブルをセットする位置により
楽しめるシーンが様々です。
<SCENE 1>
テーブルを写真の位置(真ん中)にセットすると
ダイニングテーブルとしてお食事や
パーティーでの作業台、お子様の宿題を見ながら 等 にお使いいただけます。
<SCENE 2>
赤線の位置に可動ダイニングテーブルを調理機器側へ移動する事によって
キッチンでは少し高すぎるパン粉ね台、配膳台としても重宝します。
調理機器はミーレ社のIHクッキングヒーターをビルトイン。
火力調節、ブースター機能、チャイルドロックなど
タッチパネルを指で押すだけで簡単に操作できます。
フラットプレートなので、お掃除が楽々、いつも清潔。
日本のIHクッキングヒーターとは違いグリルがありません
その為、デザインがスタイリッシュでスッキリしています。
調理機器とシンクのは動線が短く、無駄な動きは必要ありません。
天板の奥行が広いので、配膳スペースもしっかり確保できます。
厚さ2cmのSUS304天板の直角部分をピン角で曲げているので
シャープでモダンなすっきりしたデザイン仕上げ。
<SCENE 3>
赤線の位置にキャスターを使い
可動ダイニングテーブルをシンク側へ移動する事によって
パソコンでのレシピの確認やユーティリティーテーブル 等
ホームオフィスとしても使えます。
シンクは2層タイプ。
穴の開いた水切りプレートとフラットな調理プレートを組合せると
シンクを上部と下部で立体的に使う事ができ
大鍋なども洗いやすく、今までのシンクとは違う使い方が可能です。
可動式のオーダーテーブルは
オーダーキッチンの鏡面タイプの扉とは異なり
お皿等の引きずりにも強いヨーロッパのメラミンシートに
小口は天然木の積層材をデザインしています。
キッチンに近い短手方向のキャスター付脚を
ダイニング側に設置することで、5人目の椅子を置くことができます。
(写真位置とは逆位置)
キャスター付脚の反対側の把手付パネルをダイニング側にセットすると
パネルにより足元のゴチャゴチャ感を隠す事ができ
移動の為の把手穴があるので、テーブルをスムーズに移動が可能です。
(写真でのテーブル位置)
ブルーの壁紙は、イオニアののヨーロッパよりの輸入品で
発色がヨーロッパ独特のもので素敵です。
これは、2009年トレンドカラーで
日本にはないビビッドなカラーがブルーの冷たさ・暗さを感じさせず
キッチンが楽しく明るい雰囲気になります。
バックセットは見せる収納を意識し
天然木による階段状の棚で動きを出し、活気が溢れる楽しいイメージ。
パントリーを設置する等、別に収納を確保しても良いですね。
収納が沢山必要な方なら
壁面をスモークガラス調の天井までのロング引戸又は開戸で
収納力をアップし、すっきりした感じを出す等、オーダーキッチンでのプランは様々です。
調理機器側の壁面には
珪藻土壁よりも優れた脱臭性能や4~5倍の吸放湿力のある
INAXのエコカラットを使用。
臭いや湿気が漂いやすいアイランドキッチンの壁には最適です。
『インテリアフェスティバル2008』 - 2008.11.19~22日開催 –
オーダーキッチン
サイズ:アイランドキッチン W1550xD1550xH860
:バックセット W1550xD350xH1650
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